ダイエットに重要な糖質の種類を知って賢く食事をしよう♪
2021/02/06
1日の中でご飯や麺類、パンなどを食さない日はないかと思います。これらの食べ物を炭水化物と言いますが、この炭水化物は糖質と植物繊維が合わさったものになります。
ここでは植物繊維は横に置いときまして、炭水化物(糖質)を過剰に摂ってしまうと大変なことになる可能性を秘めている食べ物についてお話をしたいと思います。
目次
糖質の種類
糖質には【単糖】・【二糖類】・【多糖類】に分かれます。
単糖(吸収に数分)=これ以上体内で分解できない最小単位の糖類(ブドウ糖・果糖など)
二糖類(吸収に10分~60分)=単糖が2つ結合したもの(砂糖※ショ糖・はちみつなど)
多糖類(吸収に3~4時間)=多くの単糖が結合したもの(デンプン・グリコーゲン・糖アルコールなど)
参考※デンプン=米、麦、穀物など ※グリコーゲン=動物性食品 ※糖アルコール=キシリトール・マルチトール・ソルビトール
サラリーマン(ウーマン)の定め
皆さん食事をするときどのようなものを食べていますか?サラリーマン(ウーマン)で特に営業の外回りをされている方であれば昼食はどうしても、麺類や定食で【炭水化物≒糖質】注文される方が結構いるかた思います。
しかし糖質(炭水化物)を摂ると糖は小腸から吸収され血管の中に入ると血糖値上昇と言いますが、この血糖値が急上昇することが非常も問題になってきます。
では血糖値が急上昇すると何がダメなの?と疑問に思われる方がほとんどだと思います。そちらについてご説明をしたいと思います。
血糖値が急上昇するとよくないデメリット
➀血管内の内壁に傷をつけ動脈硬化を引き起こすリスク増大→高脂血症や高血圧、糖尿病など重大な病気のリスク増加につながります
➁コレステロールの急上昇により免疫力の低下要因→すぐに風邪やアレルギー反応が出やすくなる
➂余った糖質は中性脂肪として蓄えられる→高肥満(皮下脂肪や内臓脂肪)になりやすい
➃お肌や髪の毛に大きなダメージを受ける→コラーゲンの消失によるシワ、くすみ、たるみ。メラノサイトの不活性による白髪の増加
➄食後の極度の眠気(集中力低下)→仕事のミス続発
糖質のうち血糖値があまり上がらない食品の順番
【低】玄米・ライ麦パン・雑穀米・こんにゃく・いちご・アボカド・牛乳・プレーンヨーグルト・卵・枝豆・水煮豆腐・豆乳・野菜類(ゴボウ・人参以外)きのこ類・海藻類・人工甘味料・無糖のお茶
【中】麺類・サツマイモ・ポテトチップ・バナナ・オレンジ・ぶどう・りんご・グレープフルーツ・ドライフルーツ・魚・肉・豆腐・おたふく豆・納豆・ごぼう・人参
【高】もち・精白米・食パン・かぼちゃ・ジャガイモ・里芋・パイナップル・ジャム・缶入り果物・砂糖・あんこ・どら焼き・ケーキ・せんべい・大福・クラッカー
まとめ
急激に血糖値が上がってしまうと作業効率が悪くなり、自分自身の日々の体調を崩すだけでなく、生活習慣病のリスクを引き上げ、長期に見れば、重大な疾患に発展するとまで言われています。
但し、ジュースやスポーツドリンクに入っている果糖ブドウ糖液糖(異性化糖)は、人工的な糖となるので、果物の果糖とは全く別物です。
ある大学の研究チームの調査によると、キウイフルーツ、りんご、オレンジ、みかん、パインアップル、バナナなどは、
食べると食後30分後の血糖値は上がるものの、どの果物も「食後過血糖」となるほどの値までは上昇しませんでした。
そのなかでもキウイとりんごは、特に食後血糖値の上昇が低い果物であることがわかったといいます。