老若男女対象-加圧運動トレーニングの効果とは
2020/02/28
加圧運動トレーニングの実力
私は運動嫌いの(仮)栄子(34歳)。社会人になてからというもの運動不足が続き、1年半前から月額のジム通い。
最近仕事の残業が多くて、生活習慣が乱れちゃっている!!
そのストレスを発散させるために、毎週友達とカフェやグルメ巡りで超楽しい♡。
でも平日は自宅で疲れすぎて寝落ちすることも日常茶飯事なんです(>_<)。
基本、携帯をいじりながら自分の体形は自覚しつつもスイーツやお菓子で大満足・・・。
でも私、つね日頃は食事量を気にして『女の子お弁当』にしているのにもかかわらず、そんな私の乱れてしまった生活を繰り返していた結果、
なんと健康診断で体重61kgって・・・私のベスト体重48kgから13kg増量中(T_T)
ダイエットしなくちゃっ!と焦るばっかりで運動って何からすればいいのかわからないよ(>_<)!
いかがだったでしょうか、会員様の過去のお話を基に、一つの例を挙げてみました。もしかしたら同じようなお考え方もいらっしゃたのではないでしょうか。
そんなあなたにお伝えしたいことがあります。それは、まず『ダイエットに必要な最低限の正しい知識を学ぶことから始めてみましょう』ということです。
何も焦る必要はありません。やるべきことを正しくできれば、自然とダイエットがうまく進んでいきます。
それでは解説していきますので、読み進めていきましょう。
目次
【1.成長ホルモンとは】
運動で脂肪を減らそうと思えば体内で必ず必要なものがあります。それが『成長ホルモン』という100種類以上あるタンパク質の一種のホルモンです。
主要な成長ホルモンには191のアミノ酸からなります。生理作用としては、成長に関する作用と代謝をコントロールする作用があります。
成長ホルモンとは人間の体内で生成されるホルモンのひとつで、一般にはヒューマングロースホルモン(略してhGH)と呼びます。
【2.生長ホルモンの代表的な役割】
成長ホルモンの効能は実に多くありますが、その代表的なものに、◎骨や筋肉の作る◎アンチエイジング(若返り)◎脂肪の代謝などがあげられます。
実は子供から大人へと成長する過程で背丈や体型が変化するのも成長ホルモンの働きによるもの。
成長ホルモンは思春期には日に何度か分泌されますが、40代では、20代の頃の40%程度となり80代では5%しか分泌されなくなります。
成長ホルモンの分泌が少なくなると筋肉や肌が衰え、脂肪がつきやすくなります。反対に成長ホルモンの分泌を促せば、若返り・アンチエイジングできるのです。
ではどのようにして成長ホルモンの分泌を促せばよいのでしょうか?
【3.成長ホルモンの意図的分泌】
成長ホルモンを意図的に分泌させるには、低酸素状態でトレーニングを行う事で、
筋肉の代謝物質である乳酸が多く蓄積され、成長ホルモンの分泌が促進されます。
低酸素状態での運動とは高負荷な筋トレが代表的な運動になります。
しかしこれでは、男性はともかく、ひ弱な女性では到底続かず、直ぐに断念してしまう可能性が高まります。
【4.加圧運動トレーニングの特徴】
そこで私がお勧めするメソッドがあります。それは『加圧運動トレーニング』です。
加圧運動トレーニングは成長ホルモンの分泌を安静時の最大290倍にまで高める事ができるとの研究結果もあるほどで、
更にアンチエイジングに非常に効果があります。
実際に肌を保つことにも加圧運動トレーニングは科学的にも実証ずみで効果的なため、美肌のために行っている方も多いようです。
【5.加圧運動トレーニングの3つのメリット】
メリット①
低負荷で運動ができる事
本来、高重量を扱うことで成長ホルモンの分泌を促す(脂肪の代謝向上)のが最もスタンダードなやり方にもかかわらず、
最大筋力の20%~30%(※腕を下した状態から肘を曲げる運動なら1kg~3kg程度)の重さで十分なのです。
また怪我のリスクが低いのも特徴で、特に女性や高齢者には超おススメです。
メリット②
短時間のトレーニングでOK
皆さんはジムの会員に入会したが忙しくてなかなか行けずに、幽霊会員として、毎月支払いのみをしていませんか?
でも加圧運動トレーニングはそんな心配はいりません。だって実質30分程度の運動で、男性の”高負荷”トレーニング2時間分とほぼ同等なのです。
メリット③
短期間で効果が表れる
トレーニングの世界では、運動経験が乏しい人は運動開始から2~3ヵ月後に少しづつ変化が現れだすと言われています。
がしかし、加圧運動トレーニングは負荷が少ない為、身体(関節や靭帯)に与えるダメージが少ないく、回復が通常よりも早くなります。
それゆえに短期間で効果を感じることができます。
【6.加圧運動の安全性】
東京大学より2006年に発表された以下の文献では日本国内において加圧トレーニングを受けた男女計12,642人(男性45.4%、女性54.6%)を対象に有害事象の発生率を調査した内容となっております。
文献名:Use and safety of KAATSU training:Results of a national survey
(加圧トレーニングの使用と安全性:全国調査の結果について)
加圧トレーニングの実態を調査した施設のほとんどで、毎回5〜30分の加圧トレーニングを週に1〜3回実施しています。
発生した副作用は静脈血栓(0.055%)、肺塞栓症(0.008%)および横紋筋融解症(0.008%)でした。
1万を超える被験者データは信頼性としては非常に高く、また横紋筋融解症についてはその病態から必ずしも加圧トレーニングが原因とは考えにくいものです。
これらの結果は、加圧運動トレーニングがアスリートや健康な人をトレーニングするための安全で有望な方法であり、様々な体調の人にも適用できることを示しています。
【7.やり方動画 】
【8.加圧運動の効果事例】
◆ダイエット◆筋力アップ◆アンチエイジング
◆心疾患の治療◆糖尿病の改善◆メタボリック・シンドローム予防・改善
◆エコノミークラス症候群予防◆骨粗しょう症の改善◆怪我からの早期回復
◆大腿骨骨頭懐死の改善◆関節リュウマチの軽減
◆脳卒中による身体の後遺症改善
◆うつ病・認知症の改善◆寝たきりからの復活
◆股関節の強化◆スポーツにおける敏捷性のアップ
【まとめ】
①運動によるダイエットにはホルモンが必要で、それが成長ホルモンである
②特に女性には加圧運動トレーニングを取り組むことで、アンチエイジングやダイエット効果の恩恵を最大限に受けることができる
③短時間でありながら体への負荷が少なく、短期間で変化を感じることができる