加圧トレーニングと新型コロナウィルス重症化予防の密接な関係
2020/12/27
体内の一酸化窒素を増加すことが新型コロナ重症化予防に!?
まだまだ、猛威を振るっている新型コロナウィルス(COVID-19)、ワクチン接種の期待が高まっている昨今、自粛要請が続く今、国民のストレスは高まるばかりで希望の光が見えない状態ではないかと感じています。
そして日本でも一生懸命、治療薬や重症化予防方法の確立を目指して日々研究や対応をして頂いている医療従事者・研究関係者の皆様には感謝の念に付きません。
しかし、世界では、早くも成果を出しつつある研究や方向性を確立しつつある内容論文が発表され、この度、加圧(トレーニング)を使った方法も検討されている記事がありましたので、今回ご紹介したいと思います。
目次
1, スウェーデン感染症予防研究微生物学的準備センターの発表記事
2,フロディア州タンパ ジェームス・A・ヘイリー退役軍人病院の記事
3,記事の要約
5,可能性について
6,まとめ
スウェーデン感染症予防研究微生物学的準備センターの発表記事
1. 2004年、スウェーデン感染症予防研究所微生物学的準備センターの発表によると、一酸化窒素は重症急性呼吸器症候群コロナウィルスの複製サイクルを阻害する ということが発表されています。
↳一酸化窒素(NO)は、ある種のウイルス感染に対して阻害作用を有することが示されている、細胞間の重要なシグナル伝達分子であることがわかっている。故に一酸化窒素は重症急性呼吸器症候群(ARDS)コロナウイルスの複製 サイクルを阻害する
一酸化窒素だけで云うならば、実は、数年前に東大と加圧JAPAN(株)が共同研究でも、血液中一酸化窒素(NO)の増量発生が示されています。
フロディア州タンパ ジェームス・A・ヘイリー退役軍人病院の記事
2.2020年5月、フロディア州タンパのジェームス・A・ヘイリー退役軍人病院にて、加圧効果の精度と副作用の安全性、そしてすぐに導入できるシステムのシンプルさを生かすための臨床治験が進められています。
すでに、2週間の経過観察を終えて、期待される効果のエビデンスは多数確認されています。
コロナウィルスにかかる人の多くは、風邪程度の症状で済みますが、ひどくなると急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を引き起こします。急性呼吸窮迫症候群を起こした患者の肺は、漏れ出した体液で満たされて、酸素が欠乏し、ある意味お漏れてしまうのです。
侵襲的人口換気などを行なうことで、命を取り止めりることはできますが、臓器不全や敗血症なども頻繁に起こりうるため、生存率は高くありません。
しかも、ARDSは新型コロナウィルスの患者にとってだけでなく、それを治療している医療従事者にもリスクがあります。侵襲的人口換気などを行なうと、濃度が高く、エアロゾロ化したウィルスに晒されてしまうからです。
更に、 感染者の中に血栓症が生じて重症化するケースが増えて来ており、 体内に起きるウイルス炎症から血流が阻害されて血栓化(※静脈微小血栓症)が進行し、 抹消組織壊死による手足の切断や肺塞栓症、 心筋梗塞、 脳梗塞と言った 合併症を生む可能性が高まっています。
記事の要約
かなり旋律なる記事だったのですが、要約すると、海外では加圧による一酸化窒素の誘発は新型コロナウィルスの重症化にかなり期待が持てるとの論文記事が発表され着実に前に進んでいるとの記事
それは加圧トレーニングでの新型コロナ重症化阻止の可能性に期待ができるものだ!とも取れる内容だと思います。
加圧のメリットは以下の内容になります。
《加圧トレーニングがもたらす身体内の効能》
◎免疫力向上※病気に強くなります・筋力アップ※ダイエットや日々の生活が楽になります
◎新生血管の活性化・血管の拡張・血管内皮細胞の活性化※動脈硬化や高血圧予防
◎自律神経の活性化※睡眠の安定化・冷え性改善等
◎IL-6(インターロキシン-6)の活性化
◎一酸化窒素の大量分泌
可能性について
いかがですか。一酸化窒素が新型コロナウィルスに対して特に重症化予防に、とても有効的な働きをしてくれる可能性が非常に高まっているのではないでしょうか。
また、コロナウィルスに対する一酸化窒素の役割や働きを説明されいるサイトを見つけましたのでご興味のある方は、【こちら】をどうぞ。
まとめ
加圧トレーニングをすることで、『新型コロナウィルス重症化予防』に寄与する可能性があるのではないかと私は思います。それ以外にも多々メリットがあるので、そうなるとやらない手はないと思います。
自分自身の体内で作ることができる一酸化窒素(NO)、安全かつ手軽に体内の一酸化窒素を効率よく増やすことが出来る加圧トレーニングは見逃せない新型コロナ対策の一つになるでしょう。