リハビリ事業部、発足の理由と展望
2019/11/26
リハビリ事業部発足と展望
事業案内
脳卒中のリハビリテーション病院の現状
【急性期】【回復期】【維持・生活期】と大きく3つに分かれます。病院では【急性期】と【回復期】を主とされています。例えば、歩行に対しては、歩行器や歩行車などの『補助器具を用いた歩行ができる』ことが目標となり、必ずしも『自立歩行』を目指すものではありません。
もちろん、入院リハビリでの歩行機能を取り戻すことは不可能ではありません。がしかし、身体機能が十分に回復しないまま入院リハビリを終えなければならないことも少なくはありません。
その原因は、国民健康保険・社会保険などの医療保険が定める入院期間やリハビリ方法の制限です。保険制度の制約が、患者が求めるリハビリと効果に限界をもたらしていると考えます。
そのため、重度の後遺症が残った方は、医療機関で一定期間の入院リハビリを終えた後、介護保険を利用して介護老人保健施設に転院したり、自宅からリハビリ型デイ(ケア)サービス施設に通院してリハビリを受けたりと、リハビリを継続する努力をしなければなりません。
脳卒中の通所リハビリ施設や訪問リハビリの現状
また【維持・生活期】として行われている通所リハ(介護)・訪問リハ(介護)と言われる介護福祉施設におけるリハビリは、身体機能の現状維持が主目的。また、要介護・要支援といった介護認定の等級により、受けられるサービスも大きく異なってきます。結果として、現在の日本の保険制度で受けられるリハビリでは、「自分の足で歩ける」ようになるには不十分と言わざるを得ず、施設利用者さんにとっての基本的動作の向上は必須ではあるものの正直なかなか向上が見られないのが現状です。しかしそのような状況でも、利用者さんが少しでも良い方向に向くような、もう一つの受け皿として当店の利用選択を提案したいと思います。
脳卒中後の運動・徒手療法リハビリテーション
次のような思いで過ごされている方や親族の方、1つでも当てはまるなら当店がお役に立てます。
✅病院でのリハビリをもう少し頑張りたいのに、リハビリ時間が少ない
✅リハビリ算定上限日数を超え、満足いく量のリハビリを受けることが困難
✅リハビリはしなくてはならないと思うがめんどくさい
✅身体が痛くてやる気にならない
✅家族からいろいろ言われるのが嫌で、いつもケンカになる
✅本人の身体が動かなくなるのが心配でつい、きつく言ってしまう
✅施設の人とそりが合わない(話ばかりでリハビリが進まない)
✅出来る限り一人で何でもしたい
✅希望は一人で「起きる」「歩く」「トイレに行く」「お風呂に入る」をしたい
当店(自費リハビリ)を利用するメリット
◆ 自費リハビリは、医療保険・介護保険が定める期間・頻度(回数)・時間・方法などの制約がなく、症状と改善目標に必要なリハビリをご納得いただくまで提供することが可能です
◆理学療法をメインとした今までにない関節アプローチである為、ストレッチやマッサージなどと違い、伸ばし過ぎによる筋肉の炎症、マッサージの揉み返し、けだるさはありません
◆苦しいリハビリから楽しいリハビリへに移行することで家族との接し方が変わる
◆利用者さんの身体が軽くなることで家族の負担の軽減につながる
◆担当が変わらないので一人一人の状況を把握し、きめ細やかな対応がで可能です
◆日常の生活の悩み事、日々の健康管理のお手伝いや健康相談も可能です
STEP-01
カウンセリング・目的説明
まずはじめにお身体の状況を確認し、お悩みやリハビリ目標等を伺います。
STEP-02
リハビリ体験
コンディショニング+加圧サイクル(自動)
STEP-03
アセスメント
ご本人様やご家族様のより、更に後遺症の悩みやご希望などをヒアリングさせていただきます。
料金
よくある質問
- 医療保険や介護保険は使えないのですか?
- 自費リハビリは保険外サービスなので、医療保険・介護保険を利用することはできません。しかし医療保険・介護保険が定めるリハビリの期間や頻度(回数)・時間・方法などの制約を受けることなく、その方が必要とするリハビリを継続していくことが可能です。
- 自宅訪問はしてくれるのですか?
- 基本、通所(通い)リハビリとなります。状況に応じて可能な限りご対応をいたしますので、初回利用の際にご相談いただければと思います。交通費を別途、距離に比例して頂いています。詳しくはお電話にてお問い合わせ下さい。
- 介護施設を利用しているのですが、そんな私でも利用できますか?
- はい、大丈夫です。自費リハビリは、国民健康保険・社会保険・介護保険などを利用しないリハビリサービスです。保険外サービスなので費用は全額自己負担となりますが、医療保険・介護保険が定める期間、頻度(回数)、時間、方法などの制約がなく、症状と改善目標に必要なリハビリをご納得いただくまで提供することが可能です。また、介護施設を利用されている場合にて、運営側様との話しが折り合えば、施設に訪問させて頂き利用して頂くことも可能です。
- 小規模事業所(介護施設)を運営しているのですが、契約はできますか?
- そうですね、「まずはどのように利用されたいか」をご相談いただければと思います。事業所代表者様とのお話をさせて頂き、柔軟に対応していく必要がございます。各事業所によって契約内容が異なりますので、その後の契約締結となります。
監修
名前 木村圭佑(きむらけいすけ)
誕生日 6月5日
資格:WBC institute認定 Jインストラクター ・Sインストラクター
2017年6月から淡路島でパーソナルトレーニングジムを起業し、2019年11月にリハビリ事業部を発足致しました。今現在は、脳梗塞のリハビリ患者様を中心に少しでも自分らしい生活が送れるように取組みを行っています。今の既存のシステム(病院・通所・訪問)だけでは、あふれてくるニーズを受け止め切れません。少しでも利用者様の基本的動作を高めていく為にも、一人ひとりの想いをしっかいりと受け取り、丁寧なケアが必要となってくるからこそ、このサービスを提供する価値があると考えます。